安曇野から望める山の名前は大体知っているつもりだったが、先方にある大きな山容の名前だけ分からなかった。傍にいる夫婦連れに訪ねると「蓮華ですよ」との答え。そう言えばこの山だけは、面と向かって眺めたことが今まで無かった。彼らは仕事をリタイア―した後、子供たちも皆独立したので7年前、安曇野の「穂高神社」の傍に引っ越してきて、こうしてちょいちょいこの展望台まで登ってくるという。その後のメール交信も含めて意外な接点がいろいろある事が分かった。まず私の卒業した都立西高の南隣に住んで居たという。また奥様は、西高同窓会の名簿管理・資金管理・会報の編集・送付などのアルバイトを10年近くやって来たという。それに私と同様オカリナを嗜んでいる由。「次回は秋に是非お出かけください。私が車でいろいろご案内します」と有難いお話｡(2024-6-3載）