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畳2枚分の茶室 |
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茶室と言うものは大体四畳半だと思っていたが、ここの猪俣邸のそれは畳わずか二枚分。絵では広く見えてしまったが、戦国の武将が密談するにはもってこいの感じ。ここでも設計者吉田五十八のセンスが光る。障子の桟も少しづつ変化させ微妙な演出感。開けた障子の向こう側にあるスダレも単なるスダレではなく、細い節のある草木で編まれていて、通過する光に変化を生じている。それだけにこれらを表現するのは難しかった。(2025-4-12載)
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