アルザス地方のコルマール迄はるばる出掛けて行ったのは、ウンターリンデン美術館にあるグリューネバルトの「イ―ゼンハイムの祭壇画」を見るためであった。「この絵を観ればキリスト教の何たるかが分かる」と言われてはいるが、どこまで私は理解できたか？　確かに凄みのある絵であった。
その後市内を歩いて、コウノトリの見えるレストランで名物の白ワインとカエル料理を食べた。茹でたカエルの腿が４・５０本出て来て仰天！　鶏肉のような淡白な味・食感、鋼のような固い骨が記憶に残って居る。（2023-9-4載）