堰堤自体は今も存在しています。この絵を描いてから約20年間に河川整備工事が進みました。手前の展望テラスは縮小され、魚道が造られました。また川の中の小島や中州は、流れを妨げると見做されたか除去され、風情が全く無くなりました。この画角には入らないがもう少し上流に渡し船があり、京王閣競輪開催日には川崎方面から来た男たちが利用していました。下流には川を跨ぐ高い高圧電線があり、鳥が列をなしてとまっていましたが、それもいつの間にか無くなったようです。(2021-9-16載）