JR「八高線」が開通してへ90年、その経過をたどった写真展が都下瑞穂町で行われているというので訪ねてみた。自分の車で都内の移動だから問題ないと判断し会場の「欅館」へ。昭和40年頃私も八高線の蒸気機関車を撮りに出かけていたので興味があった。写真は郷土のマニアが長年撮り続けたものだが、内容よりも私は人口3万人余の町の公共施設の立派さに驚いた。聞くところによると「横田基地」からの敷地賃料で賄われているという。基地収入がこんな形で表れている現実を認識。この絵は欅館と一体になった耕心館の庭を寸描したものだが、非常に野趣に富んでいて好ましかった。（2021-9-17載）