つつじヶ丘駅の少し東にあまり広くはないが狭くもないイチョウ林があります。数年前ここのイチョウが地上３M位の高さで一斉に伐採されたことがありました。噂によると「あの土地は生産緑地の指定を受け税法上優遇されている。だから少しは手を入れて管理しなければならないので、一番手っ取り早い上部伐採をしたのだろう」との噂。事の真実は分かりませんが、私は「一つの自然が失われた」と残念がりました。ところが翌年伐られた面の廻りや根元からたくさんの若い芽が生えて来て伸び始めました。そして今ではそんな過去が分からない位に繁りました。背丈と幅はちょっとアンバランスなのですが。
この先には枝が複雑に絡み合う 趣のある古梅の林がありました。ここは東京外環道工事による地盤陥落に伴い、地盤強化剤の注入基地になり今は高いフェンスで囲まれ覗き見る事も出来なくなってしまいました。こちらの自然は完全に失われました。（2024-12-14載）