東京の記憶に残る坂道 2 |
小坂緑地 |
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無名坂と馬坂の下部に挟まれるようにして、また入り口は静嘉堂文庫の入り口と相対するような形で「小坂緑地」があります。ここは長野県出身で信濃銀行頭取、信濃毎日新聞社長だった小坂順三氏の私邸があった所。国分寺崖線を利用した敷地は高低に富み,約3000坪で旧小坂邸の建物を残すほか、豊かな自然に囲まれていて、現在は世田谷区に委託されたかたちとなっています。息子の小坂善太郎、孫の小坂徳三郎等は国会議員・外務大臣としてあるいは実業家として(信越化学の創業者)その名を知られています。今 市民有志がボランティアとしてこの緑地の維持管理に係わっています。樹木の合間から無名坂が望めます。(2024-8-5載)
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