2022 初夏 |
紫竹昭葉さん |
 画像クリック 拡大/縮小 
紫竹昭葉(しちくあきよ)さんが94歳で亡くなってから丁度1年になる。紫竹さんは56歳の時最愛のご主人を亡くされ、その後は悲しみに沈み抜け殻のようだったという。見かねた家族の一言で「もう一度自分らしい生き方を探そう」と決意。60歳の時 生まれ育った帯広に18,000坪の耕作放棄地を求め草花庭園を造ることにした。それが「紫竹ガーデン」となり、いま北海道花園巡りの起点となっている。数年前家内と訪れた時にも、花柄の洋服に花をあしらった素敵な帽子をかぶり、お客一人一人に応対してくれた。ここでは植物に肥料も水も与えないで、自然の生命力だけに頼っているという。同じような花はわが家の庭にも毎年咲くが、東京の夏は越すことが出来ないので毎秋植苗している。わが家のデルフィニュームもそろそろ終わりだが紫竹さんはこの花がとりわけ好きだったようだ。(2022-5-23載)
|
Copyright © 2012-2014 Hanashiro. All Rights Reserved
画帳と一緒に