2022 春爛漫 |
佐久島の昼下がり |
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佐久島は三河湾に浮かぶ小島。かつてここでは良質のシジミが沢山摂れた(春の大潮の時が漁には最適だと言われていた)。値段も対岸本土のシジミの実に3倍もしたが、最近はめっきり不漁だという。この絵はその豊漁時に尋ねて描いたもの。ここへ行くには対岸の西尾市一色町から一日に数本の連絡船を使うしかない。今ではいろいろなアートを並べて地域起こしを試みているが、それよりも古い集落のたたずまいが魅力だ。防腐剤も無かった頃は、杉板の表面を焼いて家を造った。そういう家並みの午後を一匹の猫がゆっくりと闊歩していた。(2022-4-13載)
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画帳と一緒に