熊野の旅 |
1.入鹿八幡宮の境内 |
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熊野市紀和町小栗須 1945年(昭和20年)、私は縁あって熊野の山奥に疎開した。そこで国民学校1年に入学、そして終戦を迎え、半年ではあったが多感な幼年期を様々な苦難の中で過ごした。昨夏(2011年)65年ぶりにその足跡を辿る旅をした。往時は銅鉱山で賑わっていたこの村も今は過疎化し、そのうえ山も川も姿を変えていたのにはビックリした。むろん住んでいた家はもう無い。小学校も時計台付きの校舎に変わっていたが生徒数は僅か。過去の記憶どおりだったのは小学校に隣接するこの神社境内だけだった。幼時に見た広い境内も今見ると狭いものだった。 |
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