2026 秋の声 |
古い画帳から64 進水式に立ち会う |
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工場では 陸上輸送の他 隣接する筑後川の水運も利用していた。前述のように 潮の干満差の大きい筑後川では 河の特性に合った船舶を使う必要があり、協力会社がそれを運用していた。偶々 新造船の機会に出会い、大分の造船所での進水式に立ち会う。数百トンの船ではあったが、船主の12歳のお嬢さんが金色の斧でテープカットを行うと、ロープを伝わって舳先に向かったシャンパンのボトルが割れ、船は静かに海面に滑るように進水していった。進水に立ち会うのは これが初めての体験であったが かくも感動的なものとは思いも及ばなかった。(2026-10-5載)
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