2026 秋の声 |
古い画帳から59 朝倉の三連水車 |
 画像クリック 拡大/縮小 
九州佐賀の工場には 4年勤務したが、そのうちの2年は単身赴任であった。単身時代の土日には北九州一帯を よくドライヴした。これは福岡県朝倉にある三連水車。寛永元年に作成され、現在も現役で働く水車だ。役目は低いところを流れる川の水を、川の流れ自らを動力とし 高い位置にある水田に、車の両側に多数付いている桶で汲み上げることだ。毎年田植えの始まる6月上旬に組み立て、収穫が終わる10月初旬には解体し 乾いた状態で保存され、5年ごとに作り変えられる。この絵は遠近法が狂っているのではなく、遠くにある水車ほど直径が大きいのだ。こちらの川上側から 直径4.0M,4.3M,4.8M。即ち各水車に充分水力が行き渡るようにとの配慮だ。これらの水車が唸りを上げ、水飛沫をたて回転する姿は壮観そのものだった。(2026-9-30載)
|
Copyright © 2012-2014 Hanashiro. All Rights Reserved
画帳と一緒に