2026 古い画帳から |
古い画帳から31 セグラーテの邑 |
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もう半世紀前の話になりますが、私達家族が住んだのは ミラノ市街から東に15キロ程行った「セグラーテ」という邑でした。住まいは新しく建った8階建て・高層マンション10棟の先進的な街「ミラノ・サン・フェリーチェ」。新しいセンスの商店もあり、快適な街でした。新しくミラノに移り住んだ 中からやや上流階級の住民で構成されていました。妻から聞いた話では、日中ラフな格好・頭にピンカールした主婦が、夕方ご主人が帰る頃には美しく装って待ち、入り口付近で主人を迎え入れ熱烈にハグする 光景が毎日のように見かけられたそうです。そんな中で私たち日本人は、愛情の薄い人種に見られたかもしれません。 ところで このマンション群の新しい街の周りは、まだ昔の建物が点在するような田舎の光景が広がっていました。湖が近くにあり 冬には猛烈な濃霧、初夏にはポプラか何かの綿毛が飛び交う邑でした。(2026-9-8載)
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