2026 古い画帳から |
古い画帳から20 通勤路にあるロマネスク教会 |
 画像クリック 拡大/縮小 
ペーパードライバーだった私は現地で初めて車を持ちました。当時は全てクラッチ車。自宅の地下車庫から車を出すにまず一苦労。坂道発進は3か月ぐらい苦手でした。自宅から工場まで片道15キロ。一日2往復で60キロ。ノロノロ走っていると後ろから急き立てられます。道の丁度中ほど 小高い丘に古いロマネスクの教会が遺跡のように存在していました。そこで私はロマネスク美術に魅せられ、今日まで続いています。10年ほど前再訪すると、汚れは落とされ威厳を取り戻すと共に、厳重な鉄柵で囲まれ入ることは叶いませんでした。この辺り一帯に世界遺産の認定があったのです。この小高い地点は、南イタリアと言えども寒く、冬になると路面凍結を起こしました。出向者の一人はここでスピンアウトし、教会敷地内に飛び込みました。それ以降 我々の中では事故を起こしたMの名前を冠して、その教会を「キエーザM」と呼びました(chiesaは教会)。周辺至る所に出向者の名前を冠した事故箇所(橋・カーブ・踏切・高速道路の出口など)がありましたが、自分で走って見ると正に事故を起こしかねない箇所で、後任者に対する安全教育には最適の命名でした。(2026-9-2載)
|
Copyright © 2012-2014 Hanashiro. All Rights Reserved
画帳と一緒に