調布市および周辺の市の坂道 |
甲州街道 滝坂 馬宿跡 |
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甲州街道の本道の「滝坂」は余り絵にならない。滝坂の上部にある「滝坂旧馬宿跡」の川口家。ここの奥さんに聞くとまるで自分が見聞きしたかのように雄弁に滝坂の歴史を語ってくれる。甲武鉄道が新宿・甲府間開通の明治36年までここは馬宿として現役だった。その痕跡を案内してくれる。明治天皇が多摩行幸の際 あまりの急坂ゆえ落馬されたこと、その結果 緩急化が施され、1964年の東京五輪で拡幅され、そこを裸足のアベベが走り去ったことなど話は尽きない。母屋は高台にあるように見えるが、かつて滝坂の上部があの位置にあったと言う。それを今のレベルまで掘り下げて緩やかにしたそうだ。 「ここはもと馬宿なりしこぼれ萩」 3年位前の拙句 このところの天気のせいか体調余り優れず。何をするにも億劫。暑かった嵐の8月も今日でお終い。(2024-8-31載)
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