2024 寒の時期 |
思い出のアルバム |
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最寄り駅「つつじが丘」のすぐ南(しかし人通りの少ない寂れた所)にこの「常楽院」がある。上野にあった寺が関東大震災で焼け、この地に移転してきた。住職 本多鉄麿は、この地で幼稚園も経営していたが、作曲家 廣田龍太郎に師事し「思い出のアルバム」を作曲した(作詞は増井とし)。今でも幼稚園の卒園式などで広く歌われているあの歌である。境内にはその五線譜と歌詞を刻んだ石碑が建てられているが、地元の人でもその存在をほとんど知らない。駅ホームのチャイムにもこの曲は使われている。 一方300M位離れた線路の北側の児童館には、「今日の日はさようなら」の木製歌碑もある。作詞作曲の金子詔一は、警視庁少年課職員の大野重男と共に財団法人はハーモニー・センターを設立し、この児童館を中心に活動した。つつじが丘の隣「柴崎」駅では列車接近メロディーに採用されている。(2024-2-2載)
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