2023 四月 その2 |
大沢の水車小屋1 |
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三鷹市大沢の水車に初めて対面したのは約50年前の今頃の季節。近藤勇の墓を訪ねた際、近くに現役の水車がある事を知った。1808年に造られたという水車は、既に河川改修により導水路が機能しなくなっていたが、モーターを使って精米用の臼や製粉機・篩などのメカを動かしていた。水車の回転軸の力を木製の歯車で直角に曲げて、太い軸についたカムシャフトで杵を上下させる。10本並んだ杵が「順次上下」する様は壮観だった。その時は台湾から輸入したという乾燥生姜を粉砕している最中で、その香りが小屋中漂っていた。(2023-4-30載)
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