不覚にも自宅で転倒、腰を強打し２日間動けなかった。ここに載せるのは１９９８年の秋、スケッチ旅行に出かけた仏・ノルマンディー地方の「レ・トレポー」の街。有名なドーバー海峡の崖の中腹からトレポーの街の主要部をスケッチしたもの。当時のスケッチは汚れたりしているので今回ハガキにペンで描きおこしてみた。手前の館はかつて貴族が所有していた物のよう。湾を隔てて向こうに見える白い建物は、ここからパリ他に通じる列車の発着駅。その右手にある白い建物のホテルに２泊した。１０月末のこの地方は連日どんよりした曇り空であったが、それがノルマンディーを象徴しているという｡(2023-1-18載）