2022 世田谷区岡本・瀬田など |
スタニフラフ・ブーニンの住み家を探して |
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1985年のショパン・ピアノ コンクールにおいて19歳の若さながら優勝したブーニン。ところがその後、音楽の世界で彼の名を余り聞かなくなった。彼はピアニストにとっての財産である左腕と左足に麻痺を生じ、日本人の妻と世田谷区岡本の家に住みリハビリに励む。9年の時を経てこの夏コンサートに復帰した模様をBS Eテレで先日観た。岡本は高級住宅街で坂道も多くかねてからスケッチの対象として関心があった。「ゼンリン」地図を見たが無論手掛かりが得られる筈がない。映像で住いや環境もチラッと見ているので探検の散歩に出掛けたが成果は無し。ただ無駄ではなかった。「松本音楽迎賓館」、音響機器メーカー「パイオニア」の創業者がかつて住んだ所が今小ホールとなって一般の利用にも供されている。国分寺崖線を利用したその建物には、素晴らしい庭園や茶室が付随してある。(2022-11-26載)
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