霧の晴れ間をぬって、ホテルの傍にある小さな祠を描きに出ました。この絵には入っていませんが木製の鳥居もあります。ところでここに祀られている石仏、他所で見るのとちょっと姿かたちが違います。顔は恐ろしく、それでいて彫りは粗く表情も素朴で、中世ヨーロッパの「ロマネスク彫刻」を連想させます。（2022-10-12載）