2022 梅雨 |
錆色の造船所 2 |
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この絵がうまく表現できたかは別として、赤錆びた造船所の内部から春の海を臨むと特別な感慨がありました。 昨年2月ご縁があって、ある俳句結社に初めてド素人として入会しました。82歳で俳句を始める人は滅多にいません。「その日の行動や感動を一行日誌の形で句に残したいのです」と言ったら「それで良いのです」と主宰に言われました。あの日の造船所を思い起こし「錆色の造船所から春の海」として提出しました。ところが印刷されてきた月刊の会報には、筆が入っており「春潮や赤く錆びたる造船所」として載せられていました。「から」をどう受け止めてくれたのか? 未だにそれは理解し得ていません。(2022-6-13載)
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