2022 春爛漫 |
鯉幟のある家 |
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昔 行った長野県飯田市郊外の民家。孫が生まれたのか真新しい鯉幟が新緑に揺れていた。もう初夏の温度だった。 今日4月20日は私の2番目の姉が無くなってから77年目の命日。戦時中の勤労動員で体を壊し、疎開先の病院で亡くなった。その姉が最後に言ったひと言「無理だと思うけれど、少しでよいからタケノコご飯を食べてみたい」。母があちこちに頼んで食材を調達し、やっと作ってお弁当箱に入れて持って行ったときには既に息を引き取っていた。母存命中この日には必ずタケノコご飯を食べた。今日は妻が私のためにタケノコご飯を炊いてくれた。(2022-4-20載)
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