2022 弥生 |
琉球組踊を観る 3 |
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娘は薪取りの老人に出会い、自らの境遇を切々と訴えます。この際「童吟(ワラビジン)」という「レ・ラ抜き」の高音・定型の哀切を帯びた旋律が繰り返し繰り返し歌われます。「夏川りみ」を始めとする沖縄出身の歌手の高音が優れているのは、この伝統・体質に根ざすものかもしれません。そして薪取り老人の手引きで今は花売りとなっている父親についに巡り合うのです。(2022-3-10載)
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