富士塚と並んで狐塚。ものすごい数の朱色の鳥居と狐像が祠の中に投げ込まれている(いずれもミニチュア的な小さなもの）。この地域やたらと稲荷社がある。漁師の街なら鯛を抱えた恵比寿様を祀ってもよさそうだが何故？　街歩きに詳しい人に聞いてみたらこの辺は昔は田圃で、稲の豊作を祈願して「稲成り」すなわち「稲荷」となったのではないかとのこと。
一方　南側の多摩川に近い地域は漁業で栄え、町の名も「羽田猟師町」だったとのこと。獣編の「猟」であるのが不思議だが｡(2021-10-2載）