2021 残暑 |
紀州鉱山選鉱場跡 |
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私が疎開したのは和歌山・三重に跨る紀州鉱山の基地となる三重県南牟婁郡入鹿村。 その中心 板屋に残るのは傾斜地に造られた選鉱場(高低差は75mあると言われる)の廃墟。この紀州鉱山の歴史は古く奈良時代から採掘が行われていて、奈良の大仏建立にはここの銅が多く使われ、初期には金も採掘された由。近代化された1934〜78年までは年間3,000トンの銅を算出。閉山後も「負の遺産」として坑口から湧き出る水には有害物質が含まれるので、今も排水処理設備は稼働している。(2021-9-1載)
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