歳末は効率の上がらぬ大掃除。中でもスケッチブックの整理は一苦労だが、今まで他人には見せていない絵を発見。場所はイタリア半島南端のバシリカ―タ州にあるカステルメザーノ。この村自体が標高８００M。この辺りはドロミティルカーニアと呼ばれる地方で、本家ドロミティの南版でイタリア半島を横切るアペニン山脈の南端に当たります。5年位前の旅で着いた時は小雨、この絵は他人の家の玄関の庇を借りて急かされるように描きました。帰りのバスで見て驚いたのですが、反対側にある高所からワイヤーロープを張って、それに吊るされた小さな籠に乗り低所に滑り降りるのがバカンスシーズンの人気だとか。想像するだけで怖い！（2020-12-7載）