もう近所には描きたい所はない、残されていた田畑・林も皆宅地化されてしまった。だから何でもない所を面白そうに描くのが最近の課題で陥没道路に向かう道の一つがこれ。向かいは国分寺崖線で高低差２０M位。昇降は道幅２M位の階段でモンマルトルみたいに手擦りも付いているような土地、車の入れない所にもギッシリと家が建っている。建築基準法は一体どうなっているのだろう。崖線の下に入間川が流れているが今は全てコンクリートで固められた川。崖線の下から湧き出た水は行き場を失い、地表近くの地下を穴を掘るように流れ、そもそも空洞になっていたのではないか？　これが今回の道路陥没の一因になっていたのではないかというのが私の推論｡(2020-11-16載）