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アイガー北壁 |
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時は10年前の夏。私は気力・体力まだ充実していました。夏の長い日を朝から晩まで大きなスケッチブックを抱えて描きまくっていました。たくさん描いた後、集合地点に行く時、建物の間に見る景色に惹かれました。見えるのはアイガー北壁。それまでたっぷりと見ていたのに、こういう隙間から見るとまた違った魅力を感じました。残された時間は少なかったのですが、私は直ちに椅子を拡げ大きなスケッチブックを台にしてハガキ2枚を縦にして描き始めました。この旅にはインク瓶も持参していましたので、それで描くことに躊躇はありませんでした。つけペンは力の入れ具合で先が広がり、感情移入がそのまま表現できます。私にとっては非常に思い出に残る絵となりました。(2020-6-16載)
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画帳と一緒に