2020 大寒 |
混み入った枝はどこまで描く |
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何時も使っているサインペンでは線が単調なので鉛筆で描いてみました。その際混み入った枝をどの位描けばそれらしくなるかの習作。スケッチのポイントは省略と単純化だというけれど、実際にベテランたちはどうしているかを後で調べてみました。佐藤忠良は勢いのある線を何本か引いてあとは擦ってぼかしている。川合玉堂は必ずしも沢山の枝を描かない、幹から分かれた枝先に細く短い線を何本か枝から離して入れている。英国のスケッチ指導書では忠良に近く、擦ってぼかす代わりに薄いセピアを施している。先に勉強しておけば良かったと思いましたが、効果は紙質によるところも大きいと感じました。載せる前に私も擦りました。(2020-1-28載)
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