2019 霜月 |
大奥の女たちの遺した物 |
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このタイトルを見てグッツと身を乗り出すのは〇〇〇小説を読み過ぎた人。将来がどうなるのか、自分で自分の運命を決められない女達はひたすら仏の道にすがったようです。ここ妙定院には、大奥のお女中たちが所持していた小さな厨子がたくさん残されています。本当に小さな、それでいて精巧を極めた芸術的な厨子・その中に収められた仏像。徳川家にゆかりの深いこの寺には亡くなったお女中から遺贈されたもの、維新に伴う大奥解体で残されたもの多数があり今回も公開されました。もう少し大きく阿弥陀来迎をドラマッチックに表現したものもありましたが、撮影禁止の状況下で比較的記憶に残った物を記憶と想像でメモしてみました。(2019-11-5載)
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