2018 超溽暑の夏 |
縄文の美2 |
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左の小さな顔(ソフトボール大)は、山梨県の中央道「釈迦堂PA」にある博物館(高速道建設時に発掘したものを収蔵)で何度も見た顔とよく似ています。今回各地で見つかった土偶の顔々に共通性を感じました。TVもSNSも無い時代にどうやってそういう様式が伝播したか不思議。右は確か諏訪市の遺跡で発掘されたもので、甕の上部後方に母親の顔が、前面中央では正に赤子がその母体から誕生せんとしています。あの時代の出産は母子ともに生命の危険性があり、縄文の器には安産祈願の願いが込められていたということです。あの時代の生死観が縄文器には感じられました。
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