ほぼ同じ対象を時間をおいてスケッチ、思い出の山です。私が2500M以上の山に登ったのはこの八ヶ岳が最初で、昭和33年大学1年の時。新宿駅を23時55分の列車に乗り、午前3時頃には小淵沢で下車、駅から懐中電灯を手に長い麓を登り午後2時頃には赤岳小屋に到着。台風の翌日で、途中の青年小屋は倒壊、まだ強い風が吹いていました。その頃は一泊につき米1号を持参が決まり。翌日にかけ南八ヶ岳を縦走し、夏沢峠を経て小海線まで下山、夜行列車で帰京という強行軍。バス・タクシーの利用は一切なし、それが当たり前の時代でした。今は山小屋も大分快適になったと聞いています。