イタリア中世山岳都市三昧 その2 |
小次郎破れたり! |
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草競馬を観るのは初めて。鞍も鐙も着けない裸馬で、あるのは手綱と鞭だけ。ちょうどシエナのパリオのご当地版で、400Mの馬場にはかなりの傾斜とカーブがあります。馬場中央には街の幹部がヴァチカンの枢機卿のようなローブを着てうろついており、後ろには少年音楽隊が控えています。さて馬ですが5頭のうち1頭だけがどうしてもゲイトインしない。他の馬はイライラの感じでしたが、突如その1頭が踵を返しゲイトインした時がスタート。勢いが着いていたので2位以下を大きく引き離し、そのまま馬場を3周して優勝。あまりフェアとは言えませんでしたが、相手をじらしにじらし勢いをつけてスタートする作戦勝ち。走ったあとは砂塵がもうもう。裸馬と言っても結構な速度で疾走するのですね。
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