シャルトルの街は大聖堂に象徴されるように中世に興隆したものとばかり思っていましたが、街を歩くとローマ時代の遺跡が残っておりました。ローマ遺跡・中世の大聖堂・新しい住宅街、この取り合わせが面白くスケッチしてみました。この角度から特に気付くこともなく描き終え、正面に行って見ると左右の塔は非対称。説明によるとこの大聖堂はロマネスク様式を基礎として建築を始めましたが、時代を経て完成したのはゴシック様式。塔の非対称もそんなところに由来しているようです。